日本ハム・中島 “百獣走法”で韋駄天復活自信「速くなるのではと思った」

[ 2022年2月3日 05:30 ]

<日本ハム>臨時コーチの武井壮(手前)から走り方の指導を受ける中島(左)(球団提供)
Photo By 提供写真

 日本ハム・中島が“武井先生”の教えを生かす。15年のパ・リーグ盗塁王(34盗塁)も、18年の29盗塁を最後に盗塁数は年々減少。韋駄天(いだてん)復活を目指すプロ14年目のシーズンを前に、特別講師の武井壮から走り方や体の動かし方の金言を授かった。「今年で31歳。あと何年できるか分からないが、引退するまで走れる状態を維持したいと思っていた。維持どころか、速くなるのではと思った」と、早くも効果を口にした。

 約1時間の講義では、日常からトレーニングを意識することの重要性を学んだ。歩く時から歩幅を大きくすることで、より正しい姿勢がキープされ「少ないエネルギーで、(足の回転を)速くできるようになる」という。球団では史上6人目となる通算200盗塁へあと19に迫る。3年契約最終年の今季へ向けて「塁に出て走るのは僕の仕事なので、まずは塁に出ること」と中島は言う。“百獣走法”で、大台到達を見据えた。(清藤 駿太)

続きを表示

2022年2月3日のニュース