ソフトバンクの守護神、森唯斗 9回も魚も貝も守る 登板数に応じ稚魚と稚貝を放流

[ 2021年12月23日 17:12 ]

<ソフトバンク契約更改>現状維持でサインした森(撮影・中村 達也)
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 9回だけではなく、魚貝も守る。ソフトバンク森唯斗投手(29)が23日、福岡市内の球団事務所で契約更改。19年オフに結んだ4年契約の3年目、4億6000万に現状維持でサインした。会見中には新たな社会貢献活動として、登板数に応じて稚魚と稚貝を放流するプランを明かした。

 「何か貢献したいなと考えていて、登板数に応じて放流がしっかりできればと。魚がいなくなって欲しくない。たくさん投げます」

 徳島県の漁師の息子でもあるクローザーは、釣り好き。各地の漁協とつながりもあり、活動を自ら思いついた。長崎県平戸周辺では鯛の稚魚、地元徳島県では港で貝を放流させる予定。マウンドを守るごとに海の生態系も守ることになる。

 「1試合登板するごとに、放流費をいくら、という感じ」と来シーズン後に金額をまとめて送付する予定だ。鷹の守護神は最終回に海神でもあるポセイドーンとしても君臨する。

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