阪神・近本「すごく成長できた1年」 倍増の年俸1億5000万、球団野手では赤星以来の4年目大台突破

[ 2021年12月17日 17:00 ]

契約更改を終え、会見で笑顔を見せる近本(代表撮影)
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 阪神の近本光司外野手(27)が17日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸7500万円から倍増となる年俸1億5000万円でサインした(金額はいずれも推定)。4年目年俸が大台を超えるのは球団の野手では赤星憲広氏以来の快挙。

 3年目の今季は140試合で打率・313、10本塁打、50打点。178安打で最多安打のタイトルを獲得したほか、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞も初受賞。「去年よりも技術的な面だったり、メンタル面だったり、すごく成長できた1年だった。やりたいことが、だいぶできてきた」と1年を振り返った。

 数々の賞の中でもゴールデン・グラブ賞がうれしかったとし、「獲れると思っていなかったのもそうですし、自分の成績で獲れるところではないですし、やっぱり認めてもらったのと、守備での評価ってそこしかないので」と笑顔。

 一方で2年連続だった盗塁王は自軍の中野に譲ったこともあり「しっかり自分でいいところ、自分の価値っていうのを自分でしっかり作っていかないといけない」と盗塁王の奪還や200安打への思いも口にした。

 来季に向けて「今年、終盤悔しい思いをしているし、それをできるだけ成長の糧にしないといけない。また来年しっかり優勝して多くの人と野球界を盛り上げられるようにしっかりやっていきたい」と決意を新たにした。

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2021年12月17日のニュース