ヤクルト田口は現状維持7000万円のサイン「食事のレベルがあまり高くない」食事面改善を要望

[ 2021年12月17日 19:11 ]

契約更改を終え、会見に臨むヤクルト・田口麗斗
Photo By 代表撮影

 ヤクルト・田口麗斗投手(26)が17日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸7000万円でサインした(金額は推定)。

 3月にトレード移籍した今季は開幕ローテション入りし、9月中旬から中継ぎに配置転換。33試合で防御率4・02、5勝9敗4ホールドとフル回転。明るいキャラクターでチームにすぐに溶け込んだ左腕は6年ぶりのリーグ優勝、20年ぶりの日本一に貢献した。

 球団には食事面の改善を要望した。巨人から移籍してきた田口は「食事のレベルがあまり高くない。ジャイアンツと比べて明らかに違いを感じた」と正直な思いを告白。巨人は遠征先にも栄養士が同行。食事のチェック、栄養バランスなどについて助言するが、「(ヤクルトは)寮にはいらっしゃるみたいですが、1軍の現場にいない」と実情を説明。「人それぞれ、その日に摂取しておきたいものがある。食事が一番のプロテイン」と訴えた。

 胸の内をはっきりと意見したのは、球団を思うからこそだ。選手がベストパフォーマンスを発揮し、連覇するためには、球団の協力が不可欠。「よりよくするために、改善できることは改善していきませんかっていう提案をさせていただいた」と田口。一体となって常勝軍団形成を目指す。

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