ソフトバンク育成3位・井崎 背番号は139 「千賀投手のようになりたい。まずは制球」

[ 2021年12月11日 12:42 ]

 ソフトバンクでの背番号は「346(サンシロウ)」では無かった。井崎(いざき)と響きの似た「139」だった。県屈指の進学校・福岡高校在学中で今秋ドラフトで育成3位指名されて入団した井崎燦志郎投手(17)が支配下選手登録に向けて決意を語った。

 「千賀投手のようになりたい。まずは制球です」。3軍制を敷いた初代メンバーで11年の育成ドラフト1位右腕に憧れる最速149キロ右腕。燦々(さんさん)と照らす大陽のような存在になるように、と名付けられた男の愛称は「さんちゃん」で英語が得意だ。大リーグ中継を英語で聞き、鍛錬を重ねている。

 ラグビーW杯でも活躍し、医者を目指す福岡堅樹さんが高校の先輩にいる。井崎も国立大学進学か、育成入団で迷ったが最後は自ら決断し地元球団で、夢を追うことに決めた。

 「野球をしながらも勉強は続けていこうとは思っています。進学校で堅いイメージがあると思いますが、実はいじられキャラなんです。明るい感じで接して頂ければ」。切り返しがうまく、機転が利く頭脳もある井崎。お利口さんのイメージからの脱却を、まずはアピールしていた。

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2021年12月11日のニュース