ロッテ・エチェバリア8回に値千金同点弾!バットも豪快に飛ばした!

[ 2021年11月7日 05:30 ]

パCSファーストS第1戦   ロッテ5―4楽天 ( 2021年11月6日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>パンテーラポーズをつくるエチェバリア(左)とサヨナラ打の佐藤都(撮影・長久保 豊)
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 打った瞬間に確信した。ロッテ・エチェバリアは高々とバットを放り投げ、胸をドンッと叩いてゆっくり走りだした。

 「真っすぐを待っていた。いいコンタクトといいスイングを心がけ、その結果がホームランという最高の結果でよかった」。途中出場の助っ人は、3―4の8回2死、松井の146キロ直球を左翼席中段まで運んだ。初球の151キロ直球は空振り。よりコンパクトにスイングしたことで2球目を完璧に捉え、同点弾とした。お立ち台では佐藤都と「パンテーラ(ヒョウ)」ポーズを決めた。

 直前にレアードが空振り三振した際、マウンドの松井が大きく吠えた。「米国ではそういうことはあまりしない。僕が仕返ししてやろうと」。その思いがバットに乗った。

 大リーグでは昨年まで在籍したブレーブスがワールドシリーズを制覇。ヤンキース時代を含むメジャーのポストシーズンでは通算6打数無安打だったが、「僕も日本一になれるチャンスがあるので頑張りたい」。下克上の日本一へ、エチェバリアが弾みをつけた。

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2021年11月7日のニュース