中日・藤井「死球に始まり、見逃し三振に終わった16年間」愛されキャラ、最後は笑顔で幕引き

セ・リーグ   中日1－3ヤクルト （ 2021年10月13日    バンテリンD ）

＜中・ヤ＞大島（右）から花束を受け取る藤井（撮影・椎名　航）
Photo By スポニチ

　中日・藤井は笑顔で現役生活に幕を下ろした。

　「1番・右翼」で出場し、初回先頭でサイスニードと対戦。フルスイングで2球ファウルを打った後、外角の149キロ直球に手が出ず、わずか3球で見逃し三振に倒れた。一瞬、悔しそうな表情を見せたが、笑ってベンチに退いた。

　中日一筋16年の愛されキャラはセレモニーでも「死球に始まり、見逃し三振に終わった16年間でしたが、中身は濃かったような気がします」と笑いを誘った。