日本ハム2位の千葉学芸・有薗 担当スカウトに聞いた評価ポイント

[ 2021年10月14日 20:43 ]

大渕隆スカウト部長(右)から期待の言葉を掛けられる有薗(左)(撮影・柳内 遼平)
Photo By スポニチ

 日本ハムからドラフト2位指名を受けた千葉学芸・有薗直輝内野手(3年)が14日、千葉県東金市の同校で大渕隆スカウト部長らから指名あいさつを受けた。

 身長1メートル85、97キロの体躯を備え、高校通算70本塁打を誇る右の長距離砲。担当の高橋憲幸スカウトが2位指名に至った評価ポイントを語った。

―有薗選手の魅力は

クローズアップされるのは長打ですけど、肩の強さも一流で、投げることも凄く高いレベル。そういうところ(守備面)も魅力の一つだと思います。

―印象に残ったことは

試合での存在感がかなり大きい。スタジアムの中で一人だけ違う雰囲気でやっていると、感じましたね。

―タイプが重なる選手は

プロの世界ではオリジナルにならないといけない。“サードといえば有薗”とそういう選手になってほしい。

 長距離砲としての打撃面だけではなく、三塁手としての守備力も高い評価を受けていた有薗。柔らかいグラブさばきと、投手として140キロ台後半も計測した強肩を生かしたスローイングにも注目だ。(柳内 遼平)

 ◇有薗 直輝(ありぞの・なおき)2003年(平15)5月21日生まれ、千葉県旭市出身の18歳。小2から野球を始め、中学では佐倉シニアに所属。千葉学芸では1年春からレギュラーとなり、夏は「4番・左翼」。3年春は「3番・三塁」で県大会優勝に導いた。夏は千葉大会4回戦で敗れ、甲子園出場なし。憧れの選手はエンゼルス・大谷。1メートル85、97キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2021年10月14日のニュース