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阪神またオースティンにやられた…ガンケル今季自己最悪5失点「先制直後に逆転許しチームに申し訳ない」

[ 2021年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー8DeNA ( 2021年9月12日    横浜 )

<D・神>3回、オースティン(右)に2ランを浴びたガンケル(撮影・島崎忠彦)
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 阪神は12日のDeNA戦に大敗し、連勝は2で止まった。先発したジョー・ガンケル投手(29)がいずれも今季自己ワーストとなる2被弾&5失点で7月14日以来の2敗目を喫した。14日からの2位・ヤクルトとの2連戦(神宮)を前に、下位に低迷する相手からしっかりと勝ちを拾うはずが、痛い敗戦を喫した。

 恐れていた事態が現実のものとなった。最下位争いするDeNAに1―8の完敗。広島で連勝し神宮でのヤクルト2連戦を前に、連勝を伸ばして弾みをつけるはずが「天敵」に勢いを止められた。想定外の内容に矢野監督も表情を曇らせた。

 「(ボールが)高いのが全部悪いわけではないんでね。それだけではないんだけど。コースも、佐野のは甘かった。オースティンに打たれたのは結構うまく打ったなという感じには思うんだけど…」

 安定感抜群だったガンケルが序盤に失点を重ねた。初回に1点を先制した直後、1死一塁から佐野に初球のカットボールを右翼ポール際に運ばれる2ランで逆転を許した。ただ、痛かったのは次の一発だ。3回2死三塁でオースティンに内角高めのツーシームを捉えられ、前回8月26日の対戦に続く一発を中越えに運ばれた。広島戦は西勇、秋山と先発陣が試合をつくったことで勝利をつかんだだけに、序盤4失点はダメージが大きかった。

 「先制してくれた直後に逆転を許してしまい、チームに申し訳ない。ボールも全体的に高くなってしまった」

 6回2死満塁では警戒していた桑原に適時打を許し5点目を奪われた。15試合目の先発で被安打8、被本塁打2、5失点はいずれも今季ワーストだった。

 敗戦を決定付けられたのも相手4番の一撃だった。4点劣勢の7回に2番手の馬場が初球を再び中越えに運ばれる3ランを浴びた。「うちがやられているときはオースティンにやられている。投手だけでは抑えられない部分。捕手も腕の見せどころというか、そういうところになってくる」。指揮官の言葉通り、オースティンにはこの日を含め今季、チームとして8被弾。対戦成績も60打数23安打で打率・383、18打点の惨状だ。まだ3試合を残しており、白星を取りこぼさないためにも対策を講じる必要がある。

 ヤクルトも逆転負けしゲーム差3が変わらなかったのは救いだが、3位の巨人は勝ってゲーム差を同じ3に詰められた。14日からはヤクルトとの2連戦。巨人を含めた三つどもえの戦いは最後まで続くだけに、Bクラス相手に確実に白星をつかみたかった。横浜での敗戦は、小休止だったと思いたい。(山本 浩之)

 《ヤクルト今季初の首位も》首位阪神と2位ヤクルトがともに敗れたため、両チームのゲーム差は3ゲームのまま。阪神の試合がない13日、ヤクルトが中日に勝った場合、阪神は14、15日の直接対決2連戦に全敗でマイナス0・5ゲーム差の2位転落。ヤクルトが今季初の首位に立つ。

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