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阪神・近本 上昇気配の今季11度目猛打賞「自分のイメージしたことが今日はしっかりできた」

[ 2021年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー8DeNA ( 2021年9月12日    横浜 )

<D・神>5回2死、近本は中前打を放つ(投手・今永)(撮影・大森 寛明)
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 勝負どころの一つを前に、リードオフマンに再び上昇気配が漂う。阪神・近本が8月26日のDeNA戦以来となる3安打。夏の疲れからか、9月に入り下降気味だった数字を盛り返す今季11度目の猛打賞で不安を取り除いた。

 「(5回を除く3打席は)先頭ばかりだったので、とにかくチャンスをつくる必要があった。状態としてはあんまり良くなかったんですけど自分のイメージしたことだったりが今日はしっかりできたんじゃないかと思います」

 初回、今永の高め直球を左中間二塁打し、中野の犠打で三進。マルテの遊撃内野安打であっさりと先制のホームを踏んだ。3回先頭では初球のカーブを右前打。5回2死ではカウント1―2と追い込まれながらも低めチェンジアップを中前に運んだ。各打席で異なる球種をしっかりと仕留めたあたりにも復調を感じさせる。今永からはチームとして6安打しか打てなかったが、その半分を近本が占めた。

 8月は打率・403と「絶」が付く好調ぶりだったが、9月は試合前まで9試合で39打数9安打(打率・231)。本人が認める通り、決して万全な状態ではない中で、得点のきっかけをつくろうと奮起した。14日からの2位・ヤクルトとの2連戦を前に、切り込み隊長が少しとはいえ、手応えをつかんだことはチームにとってもプラス以外の何ものでもない。

 「本当にいいピッチャーばかり(の対戦)が、これから続く。とにかく先制して中押し、ダメ押しと、しっかり自分たちの野球できるように、チーム全体で勝っていきたい」

 今季のヤクルト戦は打率・321と好数字を残している。「3強」の一角を突き放すためにもリーグトップ71得点を誇る近本の出塁から得点につなげていきたい。残り33試合。05年以来のリーグ優勝に向け、背番号5が再び、アクセルを強める。(長谷川 凡記)

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