侍・鈴木誠だって入念バント練習 「泥臭く、とにかく勝てればいい」 五輪本番総力戦へ何でもやる!

[ 2021年7月21日 05:30 ]

侍J強化合宿2日目

<侍ジャパン強化合宿>練習後に打撃談義をする(左から)栗原、鈴木誠、坂本(撮影・篠原岳夫)
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 東京五輪に出場する侍ジャパンは20日、楽天生命パークでの強化合宿(一般非公開)の2日目を迎え、鈴木誠也外野手(26=広島)は、犠打練習や中堅守備を熱心にこなした。シーズンとは異なる役割にも柔軟に対応できるように想定。19年「プレミア12」では「4番・右翼」で固定されていた侍の主砲が、総力戦となる本番に備えて準備を進めていく。

 4番候補であろうと、小技を求められるのが五輪だ。フリー打撃後、鈴木誠は熱心に犠打練習を繰り返した。もちろん村上ら野手全員も同様だった。本番を想定し、普段とは異なる役割に備えている。

 「侍なので、どういう状況になるか分からない。いろんなことがちゃんとできていた方が、いざ試合で(サインが)出たときに不安にならないで済むと思うのでやりました」

 犠打を最後に決めたのは、16年7月9日の阪神戦(甲子園)。なんと5年前までさかのぼる。全8試合に4番で出場した19年「プレミア12」でも当然、犠打のサインは出なかった。だが今回は違う。稲葉監督は「一発勝負では犠打が大事になる。誰もが(可能性が)あるので、全員やっておいてくださいと話した」と説明した。

 シートノックでは広島で定位置とする右翼ではなく中堅に入り、右翼は打撃練習中に短時間こなした程度だった。「プレミア12」では全試合に右翼として出場。それが今回は、柳田が右脇腹の違和感で一部別メニュー調整中という事情もあり、首脳陣から中堅の準備も命じられた。「練習なので、まだ何とも言えないです。(ほとんど)やったことないので分からないですけど楽しかった」。昨季には試合途中から守備位置変更による中堅での出場が2試合あった。ただし基本的には右翼しか守らないだけに、柳田の状態次第では早めに感覚をつかんでおく必要がある。

 「プレミア12」では野手15人だったが、今回は2人少ない13人。1人が何役もこなすことを求められており、「4番・右翼」で固定されていた鈴木誠も例外ではない。

 「泥臭く、とにかく勝てれば何でもいい。日の丸を背負ってやることなので、シーズンと違って特にお客さんの目を気にすることもないですし、とにかくその試合でベストを尽くして頑張っていきたい」。本番での総力戦に向けて、すでに覚悟は決まっている。

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