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エンゼルス・大谷 球宴ファン投票1位御礼25号 自己最多月間10発&シーズン52本ペース

[ 2021年6月29日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス6ー4レイズ ( 2021年6月29日    セントピーターズバーグ )

<レイズ・エンゼルス>9回、25号本塁打を放つ大谷(AP)
Photo By AP

 ファン投票1位の「御礼弾」だ!エンゼルスの大谷翔平投手(26)が27日(日本時間28日)、レイズ戦の9回に左翼への25号ソロを放った。月間10発は自己新記録でシーズン52本ペース。3安打3打点でチームの連敗ストップに貢献した。7月13日(同14日)のオールスター戦のファン投票1次ラウンドではア・リーグDH部門1位。全米を沸かせるに違いない「大谷祭」へ向けて快進撃は続く。

 「Indescribable」(筆舌に尽くし難い、言語を絶する、の意味)。大リーグ公式サイトはエンゼルスの先発投手サンドバルの言葉を引用して、大谷の活躍を驚きとともに伝えた。ハイライトは1点リードの9回だった。

 「いいところで打てた。一試合一試合打ちたい。複数本打てる試合もあれば連続で出る試合もあって、良い打席は多いかなと思う」

 マウンドには今季被本塁打0の剛腕フェアバンクス。94マイル(約151キロ)の内角直球を得意の逆方向に運ぶ。強烈な逆スピンがかかった打球は速度107・5マイル(約173キロ)で発射。飛距離384フィート(約117メートル)の25号ソロで、6月の月間10発は自己最多となった。77試合目での25発もエ軍の球団最速記録。トップのゲレロ(ブルージェイズ)に再び1差に迫った。

 「四球もしっかり取れた。点に絡むことができて良かった」。4回に四球で出塁するとすかさず二盗。11盗塁は自己最多にあと1だ。6回にバットを折りながら右越え二塁打、7回の右翼線三塁打と、2本の適時打は強烈に引っ張った。仮に第1打席で単打が出ていれば…。19年6月13日に日本選手初のサイクル安打を達成した大谷だが、この日は対戦相手、球場、先発投手が当時と同じだった。

 日本と違い梅雨のない6月。湿気や蒸し暑さに悩まされず、体調面は「しっかりトレーニングができている。オフも手術も何もなく健康体でトレーニングしてこられたのが良かった」。18年10月に右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)、19年9月に左膝手術を受けた。しかし昨オフは身体的には万全。今季の活躍は約束されていた。6月の22試合で出塁できなかったのは3試合だけで打率・314。月間MVPの可能性も十分にある。

 ア・リーグ史上で、25本塁打&10盗塁&投手で75奪三振を1シーズンで記録したのは大谷とベーブ・ルースだけ。シーズン52本ペースも日本選手最多、04年の松井秀喜(ヤンキース)の31本を大きく上回る。しかし、現実の世界には上がいる。本塁打トップのゲレロは、球宴ファン投票で全部門最多の270万超を獲得。大谷は全体6番目だった。狙うべきターゲットは、まだまだいる。

 ≪ゴジラ13本に次ぐ月間2桁本塁打≫大谷が月間10本塁打。月間2桁本塁打は松井秀喜(ヤンキース)に次いで日本選手で2人目。松井は07年7月に28試合で13本塁打を放った。また、大谷はメジャー通算40盗塁にも到達。1位はイチロー(マリナーズなど)の509盗塁で、大谷は田口壮(カージナルスなど)を抜いて日本選手単独5位となった。

 ▼エンゼルス ジョー・マドン監督 本当に心から素晴らしい。彼は今、この瞬間を楽しんでいる。野球自体も、競い合うことも大好き。野球IQも高い。

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