大谷翔平 初の粘着物検査に笑顔で対応、6回1失点の好投も4勝目はならず エ軍は延長13回の末に敗戦

[ 2021年6月24日 11:06 ]

インターリーグ   エンゼルス3―9ジャイアンツ ( 2021年6月23日    アナハイム )

<エンゼルス・ジャイアンツ>粘着物質の取り締まりチェックを笑顔で受けるエンゼルス・大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は23日(日本時間24日)、本拠地アナハイムでのジャイアンツ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、初めて粘着物検査を受けた。6回105球を投げ6安打1失点、9奪三振で降板し、勝敗はつかなかった。球速の最速は159キロで防御率は2・58となった。打っては3打数無安打で打率は・265。チームは延長13回に7点を勝ち越され3―9で敗れて借金2となった。

 メジャー自己最多となるシーズン11度目の先発登板で、投打当時出場は8度目。初回1死から安打と四球で一、二塁とされたが、後続を抑えて無失点。2回も無失点に抑えてベンチに戻ろうとすると、審判団に呼び止められて粘着物検査を受けた。帽子とクラブをチェックされ、さらに自らベルトを外し、笑顔を浮かべる場面もあった。3、4回も走者を出したものの得点を許さなかったが、5回1死からヤストレムスキーに右越え10号ソロを被弾。なおも1死一、二塁のピンチを背負ったが、連続三振で切り抜けた。味方打線が同点に追いついた直後の6回を3者凡退に抑えたところで降板した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月24日のニュース