西武呉が「全集中、鬼の呼吸」で4試合連続打点

[ 2021年6月14日 22:37 ]

交流戦   西武3ー2広島 ( 2021年6月14日    マツダ )

<広・西(2)>4回無死一、二塁、呉は右前に先制の適時打を放つ (撮影・奥 調)
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 新4番の勝負強さはダテじゃない。西武の台湾出身・呉念庭が4試合連続打点となる先制打。4回無死一、二塁で藪田のカーブを右前へ運び「チャンスだったので、とにかくランナーを還そうと…。初球のカーブである程度、曲がり具合が分かった」とうなずいた。

 35打点はチームトップ。驚異の得点圏打率5割については「自分でもビックリします」と目を丸くした。大人気漫画「鬼滅の刃」がお気に入り。母国の台湾でも、以前から流行っており「全集中、鬼の呼吸です」と笑わせた。

 3試合連続で4番に座っているが「3番の気持ちで打席に入っています。ホームランを打てるバッターじゃないので、チャンスのときはなんとか1本という感じです」と自分を見失わず、好結果につなげている。

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2021年6月14日のニュース