巨人3ラン3発爆勝、18安打11点 岡本和が前夜から3打席連発19号で6打点 戸郷トップタイ6勝目

[ 2021年6月12日 17:22 ]

交流戦   巨人11―4ロッテ ( 2021年6月12日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>3回無死一、三塁、3点本塁打を放ち、先発の戸郷(右)に迎えられる岡本和(左)(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は打線が3ラン3発を含む18安打11得点と爆発してロッテに快勝。3年ぶりとなる交流戦負け越し決定を阻止し、貯金7とした。

 初回に主砲・岡本和が前夜の最終打席から2打席連発となる18号3ランを左中間スタンドへ放って先制。その裏には先発右腕・戸郷が2点を失って1点差に迫られたが、3―2で迎えた3回に3連打目となる亀井の中前適時打で2点差とすると、ここで岡本和が前日から3打席連発となる左越え19号3ラン。さらに右手親指骨折から前日復帰したばかりの坂本が2試合連続安打となる左前打、スモークが20打席ぶり安打となる右前打を放ってつなぐと、ここで中島が7連打目となる左越え4号3ランを放って10点目をもぎ取り、相手先発右腕・美馬をKOした。

 巨人は7回にも立岡の今季初打点となる遊撃への適時打で追加点。2発を含む3安打6打点の岡本和を筆頭に中島が本塁打を含む2安打3打点、ウィーラーも3安打と、5打数無安打だった大城を除く先発全員の18安打で今季3度目の2桁得点となる11点圧勝だった。不安な立ち上がりだった戸郷も大量援護に守られてその後は尻上がりに調子を上げ、4回2死から安田の打球をワンバウンドで右膝付近に受けるハプニングも乗り越えて7回5安打2失点と好投。ロッテ戦初登板でリーグトップタイ、6月初勝利となる今季6勝目(3敗)を挙げている。

 ロッテは先発右腕・美馬が3回持たず10安打10失点KOされ、今季4敗目(3勝)。美馬は前回登板した5日のDeNA戦(横浜)でも5回13安打11失点で敗戦投手となっており、6月の月間防御率は27・00となった。

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