巨人今季7度目のドロー 大野雄から広岡先制2号も畠が7回に追いつかれる デラロサ37日ぶり登板も…

[ 2021年5月21日 20:42 ]

セ・リーグ   巨人1―1中日 ( 2021年5月21日    バンテリンD )

<中・巨>5回2死、先制ソロホームランを放った広岡(左)を迎える畠(撮影・椎名 航)
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 巨人は敵地で中日と1―1で引き分け、今季7度目のドロー決着。先発右腕・畠は7回途中1失点好投も打線の援護に恵まれず、4月21日の阪神戦(東京D)以来1カ月ぶりとなる3勝目に手は届かなかった。

 巨人は5回2死まで中日先発左腕・大野雄に無安打に抑えられていたが、この回、広岡が左中間スタンドに2号ソロを放ち、チーム初安打で効率よく先制。だが、7回まで投げた大野雄からそれ以上得点を奪えず、その後も又吉、R・マルティネスに封じ込まれて9回でわずか4安打1得点に終わった。

 そして勝ちがなくなった9回裏、守護神・デラロサが4月14日の中日戦(東京D)以来37日ぶりのマウンドに上がったが、先頭・阿部に二塁への内野安打を許し、代打・三ツ俣の犠打で1死二塁。ここで原監督は早くも投手交代を決断し、6番手左腕・大江が登板した。大江は根尾を中飛に打ち取り2死とすると、ここで原監督自らマウンドに行って大島への申告敬遠を指示。だが、続く京田の代打・福留に四球を与えて2死満塁となった。ここでこの回3人目となる7番手右腕・桜井がマウンドへ。福田を左飛に仕留めてドローに持ち込んだ。

 中日は0―1で迎えた7回、1死から大野雄の代打に出た根尾が右翼線二塁打を放ち、続く大島の左翼線適時三塁打で同点。巨人先発右腕・畠をマウンドから引きずり下ろした。だが、なおも続いた1死三塁で京田が2番手左腕・高梨に空振り三振、福田も3番手右腕・鍵谷に空振り三振で勝ち越しならず。9回は2死満塁と今季初となるサヨナラ勝ちにあと一歩まで迫ったが、巨人の小刻みな継投にかわされた。

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2021年5月21日のニュース