中日・与田監督は達観の境地「いつも思い通りになるわけでない」 9回2死満塁を逃し7度目引き分け

[ 2021年5月21日 21:20 ]

セ・リーグ   中日1ー1巨人 ( 2021年5月21日    バンテリンD )

<中・巨(9)>引き分けに終わり、帽子を取りあいさつする中日・与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は9回2死満塁のサヨナラ機も生かせず、痛恨の引き分け。与田監督は「しょうがない。いつも思い通りになるわけでない。チャンスでどうやって打点をあげるか。そこに皆で意識を持ってやるしかない」と11残塁を嘆いた。

 0―1の7回1死から代打・根尾の二塁打を足がかりに大島の左翼線への適時三塁打で同点。ただ、なおも1死三塁で京田、福田が連続三振。1―1の9回も1死二塁から2死満塁まで粘ったものの最後は福田が左飛に倒れ、ドローとなった。指揮官は「勝てなかったけど、なんとか追いついて負けなかった。そこは粘り強かった」と振り返った。

 一方、上肢のコンディション不良から復帰登板となった先発・大野雄が7回1失点と力投。「スピードも良かった。久しぶりの登板で多少、球が高かったがしっかり投げてくれた」と与田監督。サヨナラ勝利こそ逃したものの、エースの戦線復帰は交流戦を前にチームに勢いをもたらしそうだ。

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2021年5月21日のニュース