DeNA・大和“汚名返上”決勝打にホッ 守備でのミスを反省「1勝という難しさを今年は痛感してます」

[ 2021年5月21日 22:29 ]

セ・リーグ   DeNA5―3ヤクルト ( 2021年5月21日    神宮 )

<ヤ・D>決勝打の大和は笑顔でガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 DeNAがヤクルトを5―3で下し、連敗を「5」でストップ。3―3の9回、決勝点となる中越え2点適時打を放った大和内野手(33)は「4回、自分のエラーからピッチャー陣を苦しめてしまったので何とか打席で返したいと思ってました」と“汚名返上”となる一打を喜んだ。

 「2番・遊撃」でスタメン出場した大和は4回、先頭・青木の遊ゴロを捕球するも一塁へ悪送球。この失策から先発ロメロが崩れ2失点。3―2と1点差まで迫られ、ロメロも降板。来日初勝利はお預けとなってしまった。

 その後3―3と追いつかれ迎えた9回、2死走者なしから味方の連打で勝ち越しのチャンス到来。「2アウトから作ってくれたチャンスでしたし、何とかこれをモノにしたいなと思って打席に立ちました」と相手守護神・石山の投じた3球目、149キロのストレートを弾き返すと前進守備の外野の頭を越える2点適時打。「うれしい。とにかく打てる球が来たら打ちに行こうと思ってたので、それがたまたまいい結果になってくれた」と安どの表情を浮かべた。

 それでもチームは借金15と苦しい状況は変わらないが「1勝という難しさを今年は痛感していますし、やっぱ勢いある勝ち方したっていうのは明日以降にも生きてくるんじゃないかと思います」と最下位からの逆襲を見据えていた。

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2021年5月21日のニュース