日本ハム・栗山監督 清宮への熱血指導振り返り「昨日は20言いたいうちの3くらいしか言えなかった」

[ 2021年2月26日 18:40 ]

<日本ハムキャンプ>ひとり球場に残ってロングティーを繰り返す清宮(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 日本ハム・栗山監督が、25日の紅白戦で4打数無安打で2三振に倒れ「たったあれだけの打席しかないのに、20は文句言いたいね」と喝を入れていた清宮について改めて言及。前日の取材後に清宮に身ぶり手ぶりを交えて熱血指導を行ったことに触れ「昨日は20言いたいうちの3くらいしか(文句を)言えなかった」と明かした。

 清宮に説いたのは「技術的な要素よりも、結果を残すために取り組んでいること」と説明。「ヒットやホームランが欲しくなったりするのはこっちも想像できる。男が一回やると決めたなら周りは関係ない。自分でやるべきことが合っているかをすり合わせておかないといけない。そういう部分を中心に確認しました」と話した。

 「選手のいろんな考え方もあるし、決してこっちが考えていることが全てではない」としつつ「こっちがイメージしているものと問題点が折り合っていない。話していることの行ったり来たりがピンポイントで折り合っていないのが凄く嫌。駄目な部分に関しては本人も分かっている。話し合いは前に進んでいる。あとは本人がどこまでやるか」と話した。

 清宮はこの日、全体練習後に誰もいなくなったグラウンドで一人黙々とロングティーを打ち続けた。清宮の巻き返しに期待が懸かる。

続きを表示

2021年2月26日のニュース