立浪和義氏誓った「若竜育成」 春季Cで臨時コーチ 昨年1月に他界した高木守道氏お別れの会

[ 2021年1月27日 05:30 ]

高木守道氏のお別れ会で献花する立浪和義氏
Photo By 共同

 中日の選手、監督として活躍し、昨年1月17日に78歳で他界した高木守道氏の「お別れの会」が26日、名古屋市内のホテルで開かれた。中日・与田剛監督(55)らOB、関係者ら225人が参列。今春キャンプで臨時コーチを務める立浪和義氏(51)は遺志を継ぎ、球団の未来を担う若手を育てていく誓いを立てた。

 祭壇に飾られた写真に献花すると、思い出がよみがえった。

 「あそこで自分たちが頑張って勝っていれば、監督に違った思いをさせることができたかもしれない」

 巨人と同率首位で迎えた94年のシーズン最終戦「10・8決戦」。立浪氏は一塁へのヘッドスライディングで左肩を脱臼し、試合にも敗れた。通算2480安打を放ち、野球殿堂入りも果たしたが、高木監督を胴上げできなかった心残りは今でもある。「大人扱いしてくれた監督」。春季キャンプでは教える立場となったが、同様に自主性を最大限に尊重し、若手と接する。

 与田監督は「遺志を引き継いで戦っていこうと思っています」と思いを新たにした。今季に10年ぶり優勝をかける中日。ともに「ミスタードラゴンズ」と称された高木氏と立浪氏はじめ、球団の歴史を彩ったOBが力を結集させる。(桜井 克也)

 ▽主な参列者 大島宇一郎(中日オーナー)、山田久志、福本豊、鈴木孝政、宇野勝、小松辰雄、山本昌、谷繁元信、今中慎二、和田一浩、井端弘和、森野将彦(順不同、敬称略)

 ▼権藤博氏(現役時代をともにし、12年には高木監督の下で投手コーチ)高木守道は一言で言ったら天才。努力するセンスが抜群。これぞプロ。一人で納得するまでやって努力のセンスであそこまでなった。

 ▼中日福留(前回在籍時は同じ背番号1)日本に帰ってきた時、高木さんがドラゴンズの監督をされていて、いろんな声をかけていただいた。背番号1を汚さないようにとずっとやってきた。同じ背番号を着られて良かった。

 ▼中日京田(現在の背番号1)走攻守全てにおいて凄い選手ですし、少しでも近づけるように、1番を長く付けられる選手になりたい。

 ▼中日高橋周(11年ドラフトで高木監督が3球団競合の中、入団交渉権を獲得)あの方がいなかったらドラゴンズに入っていない。最初の監督ですし、感謝の思いと頑張ると言うことを伝えました。

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