ロッテ・平沢 遊撃獲りで地元宮城県に“恩返し”

[ 2021年1月16日 05:30 ]

ノックを受ける平沢(球団提供)
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 ロッテ・平沢がロッテ浦和で自主トレを行い、「遊撃争い」に食らいつく覚悟を口にした。藤岡に加え、新外国人エチェバリアが加入し、ドラフト3位・小川(国学院大)も大学No.1遊撃手の呼び声が高い。昨年10月に右肘手術を受け、1軍出場なし。現在リハビリ中だが「新人も外国人も入ってきた。競争できるように頑張りたい」と力を込めた。

 今年は東日本大震災から10年。宮城県多賀城市出身の23歳は中1の時に被災した。「自宅は被害なくて、周りも全然大丈夫だったけれどちょっと歩いて行ったところは津波も凄かった」。3月11日はオープン戦の時期。「その頃、1軍に呼ばれて結果を出せれば。プレーで恩返ししたい」と節目の一年に静かな闘志を燃やしていた。(横市 勇)

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2021年1月16日のニュース