プロ野球6球団 宮崎キャンプ無観客開催決定!「県より要請があった」

[ 2021年1月16日 05:30 ]

昨年の巨人・宮崎キャンプでの一コマ。ファンとハイタッチする原監督
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 プロ野球6球団で予定されている2月1日からの宮崎キャンプが無観客で開催されることが15日、発表された。新型コロナウイルス感染拡大を受け、キャンプ地・宮崎県の河野俊嗣知事(56)から国および県独自の緊急事態宣言中は無観客での実施を要請され、受け入れた。宣言解除後に、感染状況を踏まえて観客を入れるかどうかを協議する。宮崎県は感染防止のため、各球団にキャンプ中の行動自粛も要請した。

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は14日に宮崎に入り、河野知事らとキャンプの受け入れ態勢について話し合った。「宮崎県より要請があった。要請通り、お受けいたします」と明かした。12日の12球団代表者会議で、観客を入れるかどうかは自治体との協議で決めるとしていた。

 「キャンプを通じて感染者を増やさないことが重要な課題。要請した内容は、無観客でキャンプを行ってもらいたいということ」

 河野知事は会見で、国および県の緊急事態宣言中は無観客での実施を要請したと語った。2月7日までの国の緊急事態宣言は11都府県に拡大され、宮崎県内でキャンプ予定の巨人、ソフトバンクなど6球団中、5球団の本拠地が当てはまる。また宮崎県は独自の緊急事態宣言を今月22日まで発令している。宣言解除後は、県内や全国の感染状況を踏まえて対処が検討される。

 「キャンプは受け入れ、キャンプ地としての役割は果たしたい。しかし、残念な思いはある」と河野知事。知事によると、昨年は80万人以上がキャンプ観戦に訪れ、経済効果は120億円以上に上ったという。ただ、7日には人口10万人あたりの新規感染者が全国で3番目に多くなるなど状況は厳しく、現地の医療体制は逼迫(ひっぱく)している。

 県は各球団に県民と同様の行動自粛も要請した。不要不急の外出自粛と、トレーニングを除き、午後8時以降の外出自粛の徹底。会食は4人以下、2時間以内とした。既に12球団はキャンプ地への出発前と、到着後すぐのPCR検査を行う方針。その後は球場アルバイトも含めて、1週間に1回程度の検査を継続していく。評論家やOB、報道陣にも同様の基準を求める。

 ファンの声援を背に若手からベテラン、かつてスターだった監督、コーチまで汗を流すのはキャンプの風物詩だった。宮崎空港などでの歓迎セレモニーも行わない。球春到来の2月1日、宮崎は静寂の中でスタートを切る。(後藤 茂樹)

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