DeNA・パットンは2回途中9失点KO 来日4年目で初先発も…ラミレス監督大誤算

[ 2020年9月3日 19:12 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2020年9月3日    東京D )

<巨・D>2回途中降板する先発のパットン(撮影・島崎忠彦)
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 来日4年目で初の先発登板となったDeNA・パットンだったが、1回1/3を7安打9失点でKOされた。

 これまで中継ぎで193試合に登板。初先発のマウンドは初回、1死から松原に四球を与え、亀井、岡本の連打などで3点の先制を許した。

 2回も1死から投手の田口に四球を与え、ここから5連打。松原に3ラン、岡本に2ランを許し、丸に左翼線二塁打を打たれたところで降板となった。

 なぜパットンが先発を務めたのか。ラミレス監督はこの日の試合前、「ピープルズのベストな使い方を考えた」と説明。今季5試合に先発していた新助っ人は、前日から中継ぎとしてブルペンに回っている。

 2軍調整中の主砲・オースティンの1軍復帰も視界に入っており「オースティンが帰って来た時には、(外国人枠の関係で)ピープルズを登録抹消する可能性が高い。それまでに彼をたくさん回数を使えるには、と考えた」とラミレス監督。

 13連戦中とあってピープルズを1度の先発機会より、複数回の登板で起用したい。その空いた部分にパットンを先発で入れたが、まさに大誤算の結果となった。

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