巨人・松原プロ初本塁打!原監督「偶然ではなく必然」の賞賛に「偶然に近いんですけど…」

[ 2020年9月3日 21:35 ]

セ・リーグ   巨人13―4DeNA ( 2020年9月3日    東京D )

<巨・D>原監督(右)に祝福を受ける松原はホームランボールを手に笑顔を見せる(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 プロ4年目の巨人の松原聖弥外野手(25)が3日、DeNA戦でプロ初本塁打を放った。3―1で迎えた2回1死一、二塁で、DeNA・パットンの内角高め150キロを振り抜き、右翼席中段へ叩き込んだ。

 松原は明星大から育成選手として16年のドラフトで入団し、18年に支配下登録された育成出身の4年目で、7月25日のヤクルト戦で1軍昇格し、代打で初打席で初安打となる二塁打を放った。その後も8月18日の阪神戦から先発に定着。この日も「2番・右翼」で先発した25歳。2打数1安打、3四球でチームの大勝に貢献した。

 試合後、原監督は松原を「練習等々で見ていると、出てもおかしくないというスイングをしていました。偶然ではありません。必然だと思います」と称えた。前日2日の試合では重信が同じ「2番・右翼」で先発したが「2人がいい形でライバル関係ならいいと…いい刺激になっている」と相乗効果に期待した。

 松原はお立ち台で「本当に自分でもびっくりする結果だったので、ほめていただけてよかったです」と語り、「偶然に近いんですけど…次の打者につなごうという気持ちで、最高の結果になってよかったです」と笑顔を見せた。

 「とりあえずきょうは逆方向という意識でしたけど、その意識が逆にいい方向にでて、うまくインコースを回ることができました」とし、四球3つに関しては「何とか次に、僕の後ろはクリーンナップなんで、頼もしい先輩、後輩が待っているんで、なんとかチャンスで回そうと思って打席に入りました」と力を込めた。

 チームも5連勝。13連戦を3連勝でスタートし、松原も「いい流れなんで、この勢いのままいけるように頑張ります」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月3日のニュース