秋田代替大会 明桜・橘高、1安打10K完封で金足農に“リベンジ”10球団スカウトに猛アピール

[ 2020年7月11日 05:30 ]

秋田代替大会   ノースアジア大明桜3-0金足農 ( 2020年7月10日    こまちスタジアム )

10球団スカウトが見守る中、好投した明桜・橘高康太
Photo By スポニチ

 秋田県高野連が独自に開催する代替大会は10日、1、2回戦計10試合が行われ、2回戦でノースアジア大明桜が金足農を3―0で下した。18年夏の秋田大会決勝の再現。今秋ドラフト候補の橘高康太投手(3年)が1安打完封勝利で2年前の雪辱を果たした。また、富山、香川の独自代替大会の組み合わせが決まった。

 秋田ノースアジア大明桜の最速146キロ右腕・橘高は9回1死まで無安打投球。常時140キロを超える直球にスライダーを織り交ぜ、10奪三振で1安打完封した。1年生だった18年夏の金足農との秋田大会決勝はスタンドから声援を送り「吉田輝星投手(現日本ハム)に完封負けした悔しさを今日にぶつけようと思っていた」。4回には金足農のエース加藤響投手(3年)から決勝の左前適時打を放って投打にわたる大活躍。プロ入りを熱望する橘高は10球団のスカウトの前で猛アピールした。

続きを表示

2020年7月11日のニュース