ヤクルト3連勝で首位・巨人に0.5差!小川、負けなし3連勝 巨人は3連敗

[ 2020年7月11日 22:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―4巨人 ( 2020年7月11日    ほっと神戸 )

<巨・ヤ>4回2死三塁、若林から三振を奪いピンチをしのぎ吠える小川(撮影・村上 大輔)
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 前日10日は雨で試合中止となったため、今季初の有観客試合となったヤクルトは、投打がかみ合い今季初の3連勝(1分けを挟む)。今季最多の貯金3として、首位・巨人に0.5ゲーム差に迫った。12日も勝てば昨年の4月20日以来の首位に浮上する。巨人は今季初の3連敗。ここ5戦で3試合雨天中止となっており、1週間白星がない。

 ヤクルトは10安打で9点と効率の良い攻めを展開した。初回、青木が球団通算8000号となる3号ソロを放ち先制。その裏に逆転を許したが、2回には1死一、三塁から嶋の遊ゴロ間に追いつくと、4回には村上の中越え二塁打を足場に築いた1死三塁で、雄平の左犠飛で勝ち越した。6回以降は毎回得点。6回には山崎の中前へタイムリー、7回には2死から好機を作り青木の中越え2点タイムリー二塁打、8回には雄平のタイムリー、9回にも山田哲の左翼線へのタイムリー2点二塁打で得点を重ねて突き放した。

 先発の小川は初回に2点を失ったが立ち直り、6回を投げ5安打2失点の好投を見せ、今季負けなしでリーグトップとなる3連勝。巨人戦の勝利は18年10月1日(神宮)以来となった。

 巨人は1点を追う初回、先頭の亀井が右前打で出塁し、6試合ぶりにスタメン復帰の坂本は中飛に倒れたものの、丸が右翼線へ二塁打、さらに岡本が三塁線へ2点タイムリー二塁打を放ちあっさり逆転に成功。しかし、その後は得点を挙げることができず。ようやく9回に吉川尚が2ランを放つが、反撃が遅すぎた。

 先発のサンチェスは5回1/3を投げ4安打8奪三振と好投も、4失点(自責点3)で2敗目(2勝)を喫した。

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