福岡県高野連 代替大会の開催断念 全国初 9月以降の大会は状況見て判断

[ 2020年5月25日 14:57 ]

会見する福岡高野連の土田会長
Photo By スポニチ

 福岡県高野連は25日、福岡市内で会見を開き、夏の甲子園中止における代替大会の開催を断念すると発表した。全国初となる。8月末日まで本連盟主催の大会は一切行わない。9月以降は状況を見て判断する。練習試合への3年生部員の参加に制限はない。

 【中止の理由】
 (1)福岡県の新型コロナウイルス感染症は下火になっているが、終息は見通せないため。たとえ無観客試合とはいえ、感染防止対策を講じても本連盟加盟校の全部員・指導者・関係者の安全安心の確保に不安が大きいため。

 (2)仮に大会を実施した場合、野球部員や指導者は試合後各学校に戻り各教室などに入ることとなり、審判委員は職場に戻ることとなる。万一選手・指導者・関係者に感染者が出た場合、本人の健康被害はもとより、学校・学校関係者・職場の方々などに多大な迷惑をかけ、さらには野球部員以外の方々に対しても誹謗(ひぼう)中傷を助長するおそれがあるため。

 (3)検温の徹底などにより症状の見極めをしていくことになるが、練習不足から選手・審判委員に熱中症やケガが例年以上に多くなることが予想され、大会役員が熱中症による発熱か新型コロナウイルス感染による発熱かを見極めることなどには限界があることなどから、新型コロナウイルスへの感染はもとより、ケガ・熱中症により、医療現場に更なる負担をおわせ、その結果治療に遅れが生じる危険があるため。

 (4)各校、学業遅れ挽回策やそれに伴う土曜授業、夏季休暇の短縮などが予想される中で、考査や資格試験などの受験は必須であり、授業日の公欠などが認められるかなど、学校教育上の課題が残るため。 

 (5)すでに多くの部活動が大会などの中止を決めており、本連盟としても県民や各校の生徒・教師のみなさんと協力してコロナウイルスと戦い、次の目標に立ち向かうことが、本県野球部員の矜持(きょうじ)だと考えたため。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年5月25日のニュース