プロ野球、対戦カード再考へ 「移動リスク」減らす 12球団代表者会議で協議

[ 2020年5月22日 05:30 ]

斉藤コミッショナー
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 プロ野球は22日、オンラインで12球団代表者会議を開き、6月中としている開幕日について協議する。政府の緊急事態宣言は首都圏と北海道で解除されておらず、開幕目標日を設定できるかは微妙な情勢。懸案の「移動のリスク」を可能な限り抑えるため、一部での集中開催案などが議論されており、6月19日以降の従来発表されている予定からは対戦カードが変更される可能性がある。

 会議では開幕日の協議に加え、「移動のリスク」を抑えるための日程再編も焦点となる。移動回数を減らすため、首都圏などの地域に一定期間集まる集中開催や、同一カード6連戦案などが議論されてきた。前回11日の代表者会議で斉藤惇コミッショナーは「いろんな案は出ている。しかし必ず賛成もあれば反対もある。それが現状」と説明していた。

 当面は無観客開催が前提で、6月19日以降で発表済みの日程はカード変更の可能性がある。セ・リーグならば首都圏で開幕し、2~3週間後に名古屋以西のチームのホーム開催試合を集中させるのも手。各球団でメリット、デメリットが分かれるが、バランスの良い組み合わせを探る。

 練習試合の仮の日程にも着手している。仮に同19日に開幕できた場合は、同2~14日の間に各チーム12試合組む見込み。同じく移動リスク減へ、首都圏に中日含めた8チームが集まり、西日本はオリックス、阪神、広島、ソフトバンクの4チームが互いの本拠で戦う案を軸に調整中。首都圏へ長期遠征となる日本ハムや楽天などの経費負担は12球団で分割する案も検討されている。

 また、感染拡大防止のためのガイドラインが提出される見込みで、公開するかについてなど12球団に諮る。会議前にはJリーグとの対策連絡会議で専門家チームからの助言を受ける。緊急事態宣言は首都圏、北海道で継続され、開幕目標日を設定できるかは微妙な情勢。政府が残る地域の宣言を解除する25日以降にずれ込む可能性もある。

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