西武ドラ2浜屋 先発完投型にこだわる理由「かっこいい。やっぱり目立つ」

[ 2020年5月14日 17:24 ]

トレーニングセンターで自主練習を行った西武・浜屋(球団提供)
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 西武のドラフト2位・浜屋将太投手(21)が14日、球団施設でキャッチボールなど、自主練習を行った。

 オープン戦3試合で計6回2失点と好投した左腕の起用法は流動的。「任せていただいたところで投げたい」と話す一方で「小さいときから、先発がかっこいいと思っていました。やっぱり目立ちますからね」と先発希望の本心も隠さない。

 鹿児島・樟南、三菱日立パワーシステムズ時代は「お前は感情がないよな(笑)」と言われてきたが、あまりにも悔しくて涙をあふれさせた試合がある。樟南高3年夏の鹿児島大会。ダブルエースの1人だった浜屋は、準決勝の川内戦で13回完投、約200球を投げ切りチームを決勝に導いた。翌日の決勝、鹿児島実戦は6回からマウンドに上がり、15回まで10イニングを投げ切り、引き分け再試合に。中1日で迎えた再試合でも先発のマウンドに上がったが、1点リードの5回に1死満塁のピンチを作って降板。腰の痛みが原因だった。「悔しくて泣きましたね。本当に最後まで投げたかった」。その後、相手打線を封じてチームは優勝したが、痛めた腰が原因で応援してくれたスタンドへのあいさつはかなわず。今でも悔しい気持ちが身体の中に残っている。だからこそ、「先発完投型が理想」と内に秘め続けるのだ。

 小学校時代に憧れていた同郷の榎田、松坂、内海とは縁あってチームメートになった。「榎田さんは小学校時代からの憧れ。僕が所属していたソフトボールのスポーツ少年団にゲストでノッカーをしてくれたこともありました。松坂さん、内海さんは完投のイメージ。これからいろいろお話を聞きたいです」と目を輝かせる。

 トレーニングの成果もあり、この自主練習期間中に体重は74キロから76キロに増加。ベンチプレス、スクワットを重点的に上半身、下半身を鍛える。当初は社会人時代とボールの違いに戸惑うこともあったが、キャンプ中に握りを修正した。自信のある球種はスライダーで「右打者にもしっかり投げ切りたい」。甘いマスクが光る浜屋がリーグ3連覇を狙うチームの一角を担う。

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