虎の「夏男」阪神・北條に初夏開幕は追い風「体脂肪や筋肉量も夏に一番いい数字が出る」

[ 2020年5月14日 05:30 ]

甲子園で打撃練習をおこなう北條(阪神タイガース提供)
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 「初夏開幕」は望むところだ。阪神の北條史也内野手(25)が13日、甲子園球場施設での自主練習後にオンライン取材に対応。6月後半の開幕を目指す今季に向けて“夏男”ならではの意気込みを明かした。

 開幕の延期続きで各選手が変則調整を強いられる中、北條はひそかな追い風を感じていた。NPBが開幕を目指す6月後半は毎年、打撃の調子が上向き始める季節。猛虎きっての“夏男”として興奮せずにはいられない。

 「寒いより暑い方が好きですし、誕生日も7月(29日)なので。夏は好きですね。春先より絶対に良いというイメージはプロに入ってからもあるし、体が動くな…という実感もありますし、体脂肪や筋肉量も夏に一番いい数字が出ますから」

 過去の実績が何よりの証拠だ。昨季夏場(7~8月)は65打数20安打で打率・308、2年前の同期間も160打数52安打で同・325だった。通算で見ても、月別の打率1位が8月、2位が7月と顕著な傾向が残る。一方で3、4月は通算で月別ワーストの同・192。最短の6・19開幕でも得意の夏は目前で、利点は明らかだ。

 「それぐらい(6月下旬)に開幕できるかな…と予想していた。ただ、“今年できるのかな?”という気持ちもあったので、それが吹っ切れたというか、そういう気分です」

 スタート地点がぼんやりでも見えたことで気持ちのギアを上げられる。そして、「いつになるか分かりませんけど、全体練習も入ってくる。そこで練習量を増やしてレベルアップしたい」と道筋も立てられた。あとは歩みを進めるだけだ。レギュラー獲りを期す勝負の8年目。抱く決意は強く固い。

 「(試合数が)減っても、目標は変わらない。今まで言ってきた全試合出場とか規定打席とか。いつも言っていることですね」

 同学年の木浪、植田ら後輩も狙う猛虎遊撃の座。激戦区で頭一つ抜け出すためにも、初夏開幕の追い風を背にスタートダッシュを決めたい。(巻木 周平)

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