西武・辻監督 初のZoom取材、選手に全幅の信頼 松坂VS朗希は「できれば面白い」

[ 2020年5月3日 16:32 ]

テレビ会議アプリ「Zoom」で取材に応じる西武・辻監督
Photo By 提供写真

 西武の辻発彦監督(61)が3日、4月7日に新型コロナウイルス感染拡大の影響で首都圏に緊急事態宣言が発令されて以降、初めてテレビ会議アプリ「Zoom」で取材に応じた。

 4月2日の全体練習終了後以降、球団施設に顔を出していない指揮官は「プロですから」とナインとの絆を強調。リーグV3を狙う「大人の軍団」に全幅の信頼を寄せている。

 自宅待機が続く自身については「ときどき昼食をつくったり、映画観賞をしたり、タンスの掃除をしたりしている」と明かしたが、今週からはタブレットでナインの練習風景を一部確認できるようになっているという。

 また「平成の怪物」松坂大輔投手の話題になると、「普通に3月20日に開幕していたら第1カードで行く(先発)予定でいた」とニヤリ。順調なら開幕カードの日本ハム3連戦3戦目となる同22日が「復帰戦」になっていたようだ。

 さらに、シーズン中の松坂とロッテの最速163キロ右腕「令和の怪物」佐々木朗希投手との怪物対決にも思いをはせた。「始まってローテーションとかも当然あるでしょうけど、できれば面白い」

 今後は7日から球団施設を定期的に訪れ、選手の動きを視察する予定で、「みなさんとともに野球が楽しめる日が一日でも早く来ることを願っている。体には気をつけていただき、もうしばらく我慢してください」と最後にファンにメッセージを送った。

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2020年5月3日のニュース