台湾・富邦の球場バックネット裏に祈りの甲子園歴史館ロゴ

[ 2020年5月3日 05:31 ]

現在リーグ戦が開催されている台湾CPBLの「富邦ガーディアンズ」本拠地・「新北市新荘棒球場」に掲出されている甲子園歴史館のロゴ(中央)(阪神甲子園球場提供)
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 4月に無観客で開幕した台湾プロ野球(CPBL)の「富邦ガーディアンズ」が、本拠地球場のバックネット裏に甲子園歴史館のロゴを無償で掲出している。新型コロナウイルス感染拡大防止のため現在は休館している同歴史館は2日、CPBL担当者から届いた「早く日本のコロナが落ち着いて、日本野球の聖地・甲子園球場で野球が開催されることを楽しみにしています」というメッセージを発表した。

 阪神と「富邦ガーディアンズ」はCPBLを通じて、16年から交流があった。阪神主催試合で開催されている「台湾デー」においてのチアの派遣や、富邦の試合で甲子園球場のノベルティを配布。甲子園球場での試合再開を願うメッセージとして、本拠地開幕戦が開催された21日から掲出していたという。歴史館担当者は「当館のロゴ掲出という形でメッセージをいただけたことは大変うれしく思いますし、こうした野球を通じた日台のつながりは今後も大切にしていきたいと思います」とコメントした。

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