阪神・大山 開幕三塁死守へ正念場!矢野監督が直接指導

[ 2020年2月26日 05:30 ]

阪神・矢野監督(左)の前でロングティーに励む大山(撮影・山口 和洋)
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 阪神・大山悠輔内野手(25)が沖縄・宜野座キャンプ最終クール4日目の25日、矢野燿大監督(51)から緊急メスを入れられた。今春は10度の実戦を終えて打率1割台に低迷。日々の打撃練習への取り組み方や球を捉えるポイントについて直接指導を受けた。26日にキャンプは打ち上げ。「開幕三塁」の死守へ正念場を迎えた。

 打ち上げを翌日に控えたキャンプ最終盤にして今春初めての光景だった。大山はフリー打撃中に矢野監督から言葉をかけられた。普段のような短いやりとりはない。時間にして約30分間。スイングする際に横から撮影した動画や連続写真を使い、身ぶり手ぶりも交えて指導された。

 「打撃の時に映像を撮ってもらったので、どういう形になっているのかを見て、しっかり整理していきたいと思います」
 練習試合や紅白戦、本格的に始まったオープン戦を合わせた今春実戦で38打数7安打。打率・184、1打点。本塁打はない。いや、二塁打以上の長打が1本もない。昨季開幕から105試合にわたって4番を任された大砲候補にしては少し寂しい春眠が続く中、矢野監督が見かねたように動いた。

 「だって試合で打たないと意味ないから。試合になったら相手も打たせないようにしてくる。ズレは絶対に出てくる。そのズレをなくすような練習をしていくのが必要かなと思う。練習で気持ちよく打つというのは…。そういう日もあってもいいと思うけど」

 持ち良く打たせてくれる打撃投手に対し、必死に抑えにくる敵投手。改めて訴えたのは普段の練習から実戦を想定した取り組みの必要性だ。「キャッチャーから見て、こうされたら嫌かな…という部分。打てるゾーンの幅をつくるところで、もうちょっと引き込んで打つというか、そういう部分が必要じゃないかな…という話をした」。捕手目線での助言を与えて工夫をうながした。

 マルテと争う開幕三塁の座。首脳陣は10日の横浜、神宮遠征からは開幕オーダーを組む方針を打ち出し、見極め期間と目される3月8日の巨人戦(甲子園)までは6試合しか残っていない。今キャンプは毎朝の早出特守を欠かさず、夕方も決まって球場を最後に出た。誰もが認める練習量と懸命な姿勢。あと欲しいのは、結果だけだ。矢野監督の助言を生かすのは実戦しかない。レギュラー死守へ逆襲を期すのみだ。(長谷川 凡記)

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