センバツ出場明石商 部長、コーチが飲酒トラブルも大会出場に影響なし

[ 2020年2月22日 05:30 ]

 兵庫県明石市教育委員会は21日、記者会見を開き、第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)への出場が決まっている明石商野球部の部長とコーチが今月18日午前0時ごろ、泥酔し路上で寝そべったり、バスの時刻表を蹴る騒ぎを起こしたと明かした。日本高野連は今後、報告書の提出を受け審議委員会で処分案を話し合うが、小倉好正事務局長は「近年において、指導者だけの(不祥事の)場合は、チームを差し止めた例はない」とし、チームの大会出場には影響しないとの見通しを示した。

 明石商は選抜大会に2年連続3度目の出場を決めており、昨年夏の甲子園はベスト4まで進出した。楠田俊夫校長は会見で「生徒や保護者に申し訳ない。教育活動を通じて信頼を回復できるよう頑張りたい」と謝罪した。

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2020年2月22日のニュース