山田哲 東京五輪へ熱い思い 侍1番で「金メダルを獲って“かじる”」

[ 2020年1月11日 05:30 ]

宿泊先の権現温泉につかり、英気を養う(後列左から山田哲、荒木、中村、(前列左から)古賀、広岡、山崎(撮影・成瀬 徹)
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 ヤクルト・山田哲人内野手(26)が10日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで自主トレを公開。守備、打撃など約5時間みっちりと体を動かし、東京五輪出場への熱い思いを口にした。

 「日本で五輪をやるのはなかなかないこと。思いは誰にも負けないくらい強い。金メダルを獲って“かじる”という夢をかなえたい」。過去には女子マラソンの高橋尚子、女子レスリングの吉田沙保里らが金メダルをかじってきたが、そうそうたるメンバーに肩を並べるつもりだ。

 苦手の打順も望むところだ。侍ジャパンの稲葉監督が山田哲を1番打者の最有力候補に挙げている。初回、先頭打席への準備、出塁と生還。役割は多く常々「難しい」と話しているが、「チームでも打つことがあるので違和感はない」と任せられれば、最大限に力を発揮するつもりだ。昨季はリーグトップの110四球で、出塁率は同3位の・401。盗塁は同2位の33で走力も折り紙付きだ。昨年11月のプレミア12でもリードオフマンを務めており、経験値も高い。

 五輪の影響で今季は開幕が約1週間早まるため、調整も早める。これまではキャンプ終盤の2月20日頃から代名詞でハードな「11種類のティー打撃」を始め、実戦モードに突入していたが「前倒しでと考えている」とキャンプ序盤にも始める。「(ペナントを)勝ちたい気持ちもあるし、五輪に出たい気持ちもある。やりたいことだらけ。勝負の年になる。気合を入れていきたい」。順調にいけば国内FA権も今季中に取得する。野球人生の一つのヤマ場とも言える一年に若きスターが挑む。(黒野 有仁)

 <5試合で先発1番 決勝で逆転3ラン>昨秋のプレミア12では大会直前の右足薬指骨折で辞退した秋山に代わり、8試合中5試合で1番打者として先発出場。1次ラウンドでは不振を極めたが、スーパーラウンド・韓国戦の初回に右翼線二塁打など3打数2安打2打点。韓国との決勝では、2点を追う2回に左翼中段へ逆転3ランを放った。全8試合(うち3試合は代打出場)で、20打数4安打5打点、打率.200。不慣れな一塁の守備でも奮闘し、09年WBC以来10年ぶりの世界一に貢献した。

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