【2020年ドラフト候補】中京大中京・高橋宏斗 神宮Vエースが偉業“4冠達成”へ

[ 2020年1月4日 05:30 ]

最速148キロに制球力がウリの中京大中京・高橋宏斗
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 昨秋の明治神宮大会で頂点に立った中京大中京のエース高橋は、慎重に自身の能力を見極めている。武器は1メートル83から投げ下ろす角度ある最速148キロ直球に制球力の良さ。スカウト陣もそろって高評価するが、自己採点は「今のままでは全く、プロでは通用しない」と厳しい。

 だからこそ、冬場はよりストイックに練習に打ち込む。「目標は155キロですが、スピードガン以上に速く見える直球を投げること。110キロ台のカーブも練習しています」。投球の幅を広げ「負けない投手」を目指す。

 同学年でドラフト上位候補の明石商・中森を意識する。甲子園大会の動画などを見て研究。「自分より二回りくらい上。特に下半身のバランスが自分より全然優れている」と刺激材料にする。

 「神宮大会は勝てたので(春夏の甲子園大会、国体の)4冠を達成したい」。現状では大学進学も視野に入れるが、自信を持ってプロの門を叩くべく、偉業達成を自らに課しレベルアップを図る。

 ◆高橋 宏斗(たかはし・ひろと)2002年(平14)8月9日生まれ、愛知県尾張旭市出身の17歳。1メートル83、79キロ。右投げ右打ち。

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2020年1月4日のニュース