ヤクルト ライアン先輩も“走る”!母校創価大が箱根初シード権獲得「励みになる」

[ 2020年1月4日 05:30 ]

サッカートレでシュートを放つヤクルト・小川。左はソフトバンク・田中(撮影・久冨木 修) 
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 ヤクルト・小川が母校の躍進を刺激に、キャリアハイの5完投を目指す。東京都八王子市の創価大グラウンドで自主トレを開始。キャッチボールなどで汗を流し「イニング数をしっかり投げられるように。完投、完封を増やしたい。昨季は2だったので5くらい」と話した。これまでは16勝を挙げ最多勝に輝いた新人時代の13年と16年の4完投が最多。昨季は両リーグで6完投の広島・大瀬良のみが到達した大台に挑む。

 この日、創価大は箱根駅伝で過去最高の9位に入り、初のシード権を獲得。「うれしい。励みになるし、OBらに勇気や元気を与えられる。そういう力をもらった」。自己最少の5勝に終わった昨季から巻き返しを期す。

 自身もこのオフは「走り」にこだわっている。都内のジムに通ってトレーニング後にショートダッシュを繰り返し、肉体とともに精神を追い込むメニューも取り入れた。「青木さんはいつも“余裕っしょ”と言っている。そうなるように」。苦しい時、後輩の奮闘、厳しい練習を思い出し、マウンドは譲らない。(黒野 有仁)

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2020年1月4日のニュース