イチロー氏、アマ指導者資格回復研修2日目も最後まで真剣受講

[ 2019年12月15日 05:30 ]

真剣な表情で講習を受けるイチロー氏
Photo By 代表撮影

 元マリナーズのイチロー氏(46=マ軍会長付特別補佐兼インストラクター)が14日、都内で学生野球資格回復制度の研修会を受講した。研修2日目のこの日はアマ側の講義で、プロ野球OBら125人が受講。朝9時15分から午後4時30分すぎまでビッシリと講義が続いたが、イチロー氏は真剣な表情で講師の言葉に耳を傾けた。終了後のリポート提出では最後の5人ほどの中に残り、時間をかけて熱心にペンを走らせていたという。

 研修は15日で修了。来年2月7日の日本学生野球協会の審査を経て、翌8日から高校野球などの指導が可能になる。イチロー氏のオリックス時代のチームメートで、96年にともに日本一に輝いた藤井康雄氏(57)は、前日に続いてあいさつを交わし「アマチュア球界に貢献したいという気持ちがあるのだろう。彼はどこに行っても野球界で喜ばれる。イチローが動けば世の中が騒ぐし、本当に影響力があるから」と話した。(鈴木 勝巳)

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