西武・山川 シーズン中に「背番3」願望漏らしていた…「3番は山川、のイメージを」

[ 2019年11月25日 19:18 ]

<西武・スポンサー&ボックスシートオーナー感謝の集い>後藤オーナー(右端)の話を聞く(左から)栗山、山川、中村、平井、辻監督、十亀ら(撮影・尾崎 有希)
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 西武・山川穂高内野手(28)の背番号が来季から33から3に変更されることが25日、正式発表された。

 「うれしいですね。スリムな人のイメージ。本来は太っている人がつける番号ですよね」。山川はこの日、都内ホテルで行われた球団スポンサーパーティーに出席。まずはジョークめかしたが「ひと桁はあこがれる。似合うか似合わないかは、活躍したら似合うと言われるだろうし、しなければダメ」と新たな責任感をにじませた。かつて大下、土井、清原、中島、浅村ら歴代のスラッガーつけた球団の顔ともいうべき背番号。「特別な数字。何年もかけて“3番は山川”のイメージをつくっていきたい」とした。

 裏話を披露したのは辻監督だった。「シーズン中に山川がこそっと“3番つけたいな”って言っていた。(球団に)言っておいてやるよ、ってね」。渡辺久信GMに話しが伝わりオフに入って正式決定。指揮官は「欲しい番号が空いていたからできたこと。気持ちよく試合に入っていければ。それに恥じないようにやってもらえばいい。それがプレッシャーにはならないでしょ」と話した。

 今季は43本塁打で2年連続本塁打王を獲得。山川は「来年はいろいろな意味で3が大事な年」とした。リーグ3連覇、3年連続本塁打王のかかる来季。新しい番号とチームを背負って打ち続ける。

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2019年11月25日のニュース