広島・床田、V奪回へ「サカオカ」封じる「巨人に勝てれば自信つく」

[ 2019年11月25日 05:30 ]

本願寺広島別院での「カープ選手トークショー」で笑顔を見せる床田
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 広島・床田寛樹投手(24)が24日、「サカオカ封じ」で巨人キラー襲名に名乗りを挙げた。今季の巨人戦防御率3・74は、セ・リーグ球団別でリーグワースト。特に坂本勇に被打率・400、2本塁打を許すなど中軸に苦戦した。松山からは丸が直球を絶賛していたと伝え聞き、自信を深めた真っ向勝負を思い描いた。

 床田がもう一皮むけるために、避けては通れない宿敵がいる。7勝を挙げた今季、巨人戦は4試合に登板して1勝1敗に終わった。対戦防御率3・74は、セ球団別でリーグワースト。通用しなかったからこそ、リーグ屈指の重量打線への対抗心は強くなった。

 「巨人が一番嫌だった。切れ目のない打線。今年優勝した巨人相手に勝てれば自信がつくと思う。逃げずにいきたい」

 「サカオカ」を機能させたことで苦戦を強いられた。坂本勇に10打数4安打2本塁打、岡本に10打数3安打1打点と中軸の右打者を苦手とした。5月24日の同戦(東京ドーム)では7回3失点で白星を挙げながら、坂本勇にソロ2発を献上したように要注意人物は明らかだ。

 「坂本さん、丸さん、岡本と続く2、3、4番は強力。チャンスで回さないようにしないといけない。思い切り投げたけど、少し甘かったのだと思う。もう一つ(内角に)厳しく攻められれば、詰まらせられるはず」

 攻略の糸口はある。初参加した先の湯布院リハビリキャンプでは、松山から「丸が“150キロ出ていた前半戦の直球は打てない”と言っていた」と伝えられた。

 「真っすぐに自信はなかったので、うれしかった。あの直球が最後まで続けられたら通用すると思う」

 今季は150キロ超の直球を軸に4月までに4勝を挙げた。しかし、6月15日の楽天との交流戦では42球中140キロ超えが3球のみで5被弾するなど、直球の威力は次第に下降線をたどった。「疲れが出て上半身だけで投げてしまった。シーズン中は筋力が落ちると思うので、体の強さが大事になる」。反省を踏まえてオフは下半身のウエートトレーニングに時間を割いている。

 今季、チームは巨人相手に14勝10敗とリーグで唯一勝ち越した。新たな巨人キラーが誕生すれば、V奪回に一歩近づく。 (河合 洋介)

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2019年11月25日のニュース