センバツV東邦 まさかの初戦敗退…主将・石川「自分たちの力はこんなもん」

[ 2019年4月20日 13:33 ]

春季高校野球愛知大会 2回戦   東邦1―5中部大第一 ( 2019年4月20日 )

<東邦・中部大第一>4回1死、遊撃内野安打を放つ東邦・石川
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 今春選抜大会優勝校の東邦が初戦で敗れる波乱が起きた。今大会から背番号「1」を背負った奥田優太郎投手(3年)が中部大第一打線につかまり、4回2/35失点降板。打線も磯貝和賢投手(3年)を打ち崩すことができず、わずか5安打1得点に終わった。

 決勝・習志野(千葉)戦での2本塁打など選抜大会計3本塁打を放ち、今秋ドラフトでも注目される石川昂弥内野手(3年)は「3番三塁」で出場。2本の内野安打を放ち、犠飛で打点を挙げたが、チームの勝利には結びつかなかった。打撃については「甲子園の時も自分ではいい状態とは思っていなかった。今は探り中というか、自分の中で打ち方が定まっていない。(打撃)フォームがしっくりこれば、自然とタイミングも合ってくる」と話す。主将として「甲子園は優勝したけど、自分たちの力はこんなもんなんだと。優勝は過去のことでそれは置いておいて、しっかりと相手に向かっていけるような力を付け、夏は勝ち切れるようにチーム力を上げたい」と責任を口にし、前を向いた。

 選抜大会優勝から対外試合は2試合。実戦勘不足、さらに優勝したことによる精神的な影響について森田泰弘監督(60)は「ないと思う」と笑いながらも「中には多くの人に注目されて、何か今までと違った(試合への)入り方とか試合中の気持ちとか、精神的部分で自分をコントロールできなかった選手がいるかも知れない。相手への対応とか、普段できていることができていなかった。そういう意味では負けて良かった」とする。悔しい敗戦を糧に、夏に向けて選手の心身両面での成長を促していく。

 当面は選抜大会全5試合で先発した石川を投手としては起用せず、植田結喜投手(3年)、正捕手として優勝に貢献した成沢巧馬(3年)、奥田らを中心に投手起用。内外野も競争を促進させ、夏までに戦う形を整える。平成最後の春王者から令和最初の夏王者へ。東邦がノーシードから巻き返す。

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