着々と進む巨人“原改革”「いかにプレーボールに対してベストを出すか」

[ 2019年3月8日 11:00 ]

円陣を組んで話をする巨人・原監督
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 巨人では、4年ぶりに復帰した原辰徳監督(60)の下、新たな試みが行われている。「改革」と思えることまで、多様な取り組みが見られる。

 春季キャンプを打ち上げ、2日から東京ドームでオープン戦を2試合戦った。3日ヤクルト戦で来日初登板したクックは、1回を完全投球でデビュー。「マウンドがメジャー仕様になったと聞いていた。問題なく投げられた」と振り返った。

 本拠地は設備面で大きく変わる。マウンドの土は硬くなった。もう一つ、指揮官は「メジャーリーグはあれだけヘッドスライディングしているけど、ケガがほとんどない」と、宮崎春季キャンプのメイン球場から、本塁以外のベースを規定の範囲内で低くした。ケガの抑止につながる。

 試合前のシートノックも柔軟に対応する。3月3日のオープン戦。ナイター後のデーゲームで、シートノックを行わなかった。原監督は「ゲームに集中するため。ホームチームであったとしてもあえてやってみようと。いかにプレーボールに対してベストを出すか」と意図を説明。ビジターでは時間が限られている中、前後で着替えを行うなどの慌ただしさも解消される。先発メンバー以外が行うなど、臨機応変に対応する。

 宮崎春季キャンプでは、2月3日に球団史上最速の実戦となる「1軍VS2軍」の紅白戦を実施した。指揮官が「紅白戦であの狂喜乱舞は見たことがない」と言うほど白熱し、若手のチーム内競争をあおる狙いは的中した。

 全てはシーズンで勝つためだ。開幕まであと20日。5年ぶりV奪還へ、準備は着々と進められている。(記者コラム・神田 佑)

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