オリックス初 山岡 1・2軍ダブル開幕投手!?

[ 2019年3月2日 05:30 ]

1、2軍戦とも開幕投手を務める予定の山岡(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの山岡泰輔投手(23)が、ウエスタン・リーグ開幕戦となる15日の中日戦(ナゴヤ)で先発することが1日、分かった。シーズン開幕戦となる29日の日本ハム戦(札幌ドーム)でも先発が有力視されており、同一年の1・2軍W開幕投手となれば、昨年のソフトバンク・千賀と同一ルートだが、オリックスとなった1989年以降では球団初となる。

 メリットがある。山岡は2日の楽天戦(SOKKEN)に登板後は、侍ジャパンの強化試合メキシコ戦(京セラドーム)で9日に登板する予定。その翌週は16日の広島戦(マツダ)も候補に挙がっていたが、15日に登板することで22日の阪神戦(京セラドーム)と合わせて開幕に中6日の調整感覚を保てる。わざわざオープン戦のない15日に登板するのは、開幕戦のある金曜日にうまくずらすためで、調整しやすい環境をチームが設定した親心だ。

 これまで山岡は自身初となる開幕投手について、「投げてみたい気持ちもある。チームで一番信頼される投手が投げるもので、自分はそういう投手になるのが目標」と語っていた。23日の練習試合・韓国斗山戦では、相手投手の影響でマウンドの土が掘れすぎるハプニングがあり、3回4安打3失点となったが、ここまで調整に順調に進んでいる。

 2日の楽天戦では4〜5回を投げる予定。西村監督は、山岡について「何人か(開幕投手の)候補はいるが、その中の1人」と話しており、早ければ、2日にも通達する。

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2019年3月2日のニュース