ソフトバンク・ドラ2杉山 最速152キロ!甲斐野負けじと剛球披露

[ 2019年2月13日 05:30 ]

ソフトバンク・春季キャンプ ( 2019年2月12日    宮崎 )

<ソフトバンク>シート打撃で152キロを記録した杉山(撮影・中村 達也)
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 150キロ台連発だ。ソフトバンクのドラフト2位右腕・杉山一樹投手(21=三菱重工広島)が12日、シート打撃に初登板。打者のべ6人に投げて1安打2三振と圧巻の投球を披露。最速152キロをマークするなど剛球を投げ込んだ。同1位・甲斐野央投手(22=東洋大)も最速153キロをマーク。今キャンプで主力のA組に抜てきされているルーキー2人が存在感を示した。

 重く、角度ある直球が捕手のミットを叩いた。杉山は1人目の塚田への初球、いきなり151キロを叩き出し、球場の空気を一変させた。直前のマウンドで甲斐野が剛球を披露。メラメラと対抗心を燃やすのは当然だ。

 2球目に、この日最速で、自己最速にあと1キロに迫る152キロをマーク。3球目も151キロと150キロ台を連発。最後は148キロで二飛に打ち取った。「思い切り腕を振ったので、腕が取れそう。良い形で投げられた。とにかくストライクゾーンで勝負できるようにと思って投げた。今日は80点」とはにかんだ。

 直球の威力だけではない。決め球のスライダーも光った。「プロでどうかなと思ったけど、なかなか振ってくれない」。本人は不満顔を見せるものの、西田には直球を4球続け、最後は129キロの縦のスライダーで空振り三振を奪った。

 「縦スラ、エグかった。距離が近い感じがした」と西田。球を受けた谷川原も「大きく曲がるし、打者の手前で真下にドンと落ちる感じ」と切れ味に舌を巻いた。工藤監督は「縦スライダーのブレーキが効いていて良いスライダーを投げる。微調整するところはあるけど、良い形で来ている」と評価した。

 出番を終え、甲斐野と「打者に投げるの楽しい」と笑い合う。A組の主力に囲まれた環境でも気後れせず、明るいキャラクターを発揮できる。その強心臓も魅力の一つ。シャドー投球では早速、指揮官から下半身の使い方などフォームの改善点を伝授された。「真っすぐには目が慣れてくるので、もう少しカーブを磨きたい」と杉山。1メートル93の長身右腕が開幕1軍へ猛アピールを続ける。

 ▼ソフトバンク・倉野投手コーチ 球の質が良い。腕の振り以上の球が来る。現時点では中継ぎで使えるかなと。短いイニングは投げられることを見せてもらった。

 ▼ソフトバンク・森ヘッドコーチ ボールが暴れているぶん、打者は打ちにくい。あとはスタミナがどれくらいあるか。新人4人がうまく入ってこられる可能性もある。

 ▼中日・森繁和シニアディレクター 素晴らしい投手。スピードだけじゃない。これから鍛えていけば面白い。

 ◆杉山 一樹(すぎやま・かずき)1997年(平9)12月7日生まれ、静岡市出身の21歳。小3から硬式野球を始め、駿河総合(静岡)から投手。3年夏は初戦の2回戦敗退。三菱重工広島で都市対抗2度、日本選手権3度出場。1メートル93、92キロ。右投げ右打ち。

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