ソフトバンク・栗原陵矢 12号決勝弾&ダメ押し打で5割復帰導いた!自己最多月間7発 2冠快走

[ 2026年5月18日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5─1楽天 ( 2026年5月17日    楽天モバイル )

<楽・ソ(12)>初回、先制2ランを放つ栗原(撮影・島崎 忠彦)
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 打撃2冠を快走。ソフトバンクの栗原陵矢内野手(29)が17日、楽天戦で決勝2ランを放つなど、2安打3打点の活躍で連敗ストップに貢献した。12本塁打は両リーグトップ、31打点はリーグトップ。主に4番で出場している5月は14試合で7発とアーチを量産し、24年8月の月間自己最多6本塁打を早くも更新した。選手会長の働きで今季ワーストだった連敗は4でストップ。勝率5割復帰で3位に浮上した。

 打球が右翼席に吸い込まれる。初回、4番に座る栗原が4連敗中の嫌なムードを振り払った。

 「自分のスイングで完璧に捉えることができました。昨日チャンスで打てていない場面が多かったので、何とかという思いはありました」

 2死三塁の場面で2ボールから楽天の先発左腕・藤井の甘く入ったスライダーを仕留めた。日本ハム・万波に2本差をつける先制の12号2ラン。5月は14試合で7発となり、早くも24年8月の月間自己最多6本塁打を更新した。シーズン換算では43発のペースで量産中だ。シーズン自己最多は21年の21本塁打で「超えたいなとは思うし、一本、一本積み重ねていきたい」と語った。

 近藤が今月6日に死去した兄・洋介さんの通夜、告別式に参列するため慶弔休暇特例でチームを離れた。栗原にとってはホームでの試合後に打撃練習を一緒に行い打撃論も交わす兄貴分。前日の試合後に「頼むぞ」と声をかけられて試合に臨み、「しっかり打てて良かった」とうなずいた。

 4―1の8回1死三塁では貴重な中前適時打を放ち、リードを広げた。「昔ながらの4番の像ではない。ただの4番目」と話すが、2安打3打点で4番の働きだ。チームは今季最長の連敗を4で止め、3位に浮上。小久保監督は「クリ(栗原)の先制とダメ押しが大きかったですね」と称えた。

 これで打点はリーグトップ31となり、2位の近藤らに6差をつけた。前日今季初めて勝利5割を切った中、試合前練習で声を張り上げてチームを盛り上げていた選手会長は「もっともっと打点が取れるチャンスはあったし、もっと高いところを求めていきたい」とさらなる高みを目指している。

 昨季は右脇腹痛などで80試合の出場にとどまり、不完全燃焼の一年となった。今季はシーズンを通して大暴れする。そうそうたるメンバーが並ぶ打線の中で栗原が快音を響かせ輝きを放っている。 (木下 大一)

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