阪神ジョンソン、期待膨らむ34球 矢野監督「アッチソンみたいな感じ」

[ 2019年2月3日 06:45 ]

ブルペンで投げ込むジョンソン(撮影・大森 寛明)
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 阪神に新加入したピアース・ジョンソン投手(27=前ジャイアンツ)が2日、ベールを脱いだ。沖縄・宜野座キャンプ2日目にして初のブルペン入りを果たし、夢も期待も膨らむ34球だった。気温18度。南国の陽気に誘われるように、ジョンソンはさっそうとブルペンに現れると、まっさらなマウンドを思う存分に楽しんだ。

 「グレート。投げるのが好きなので、楽しかった。感触としては悪くなかったと思う。(開幕まで)まだ2カ月あるのは分かっているけど、準備してきたつもりなので」

 アベレージで150キロを超えるという直球に、ブレーキの利いたカーブ、カットボールを試投。力の配分を「80〜85%」と話したが、威力も制球力も抜群だった。投球後は矢野監督や福原投手コーチ、金村投手コーチらと談笑。「(監督からは)良かったよ。いい感じで投げられている。早くゲームで見たい、と言ってもらえた」と喜んだ。

 鋭い視線で見守った矢野監督の声も弾んだ。「両サイドへしっかり投げられる。もちろん、勝ちパターンで投げてもらうために来てもらってるから。スピンが利いて、コンパクトに投げながら要所でグっと力を出す感じ」と評価し「アッチソンみたいな感じかな」と、かつてセットアッパーとして活躍し09年には75試合登板で5勝30ホールド、防御率1・70と抜群の成績を残した助っ人右腕の名前を出し、改めて期待の高さを示した。

 セ・リーグ5球団の007も視察。中日の井本直樹スコアラーは「(藤川)球児、能見、ドリスの中にジョンソンが入ってくれば、投手陣の厚みは増す。(昨年の)マテオで苦しんだところに彼がうまく入れば、一気に中継ぎの底上げになりますね」と渋い表情を浮かべた。

 制球で大きく崩れるタイプではないだけに、このまま順調に行けば、守護神候補のドリスにつなぐ「8回の男」を安心して託すことができる。「言われたところで投げるだけです」。ウィリアムス、藤川、久保田が勝利の方程式『JFK』を形成し、リーグ優勝に大きく貢献したのが05年。新元号となる2019年。そのJFKをしのぐ、最強のブルペン陣形成も夢物語ではない。(吉仲 博幸)

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