ソフトB11失点大敗 10与四死球じゃあ…工藤監督嘆く

[ 2018年4月23日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―11日本ハム ( 2018年4月22日    札幌D )

<日・ソ>大差で負けた工藤監督
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 前日大勝から一転して今季初の2桁11失点で大敗。ソフトバンク・工藤監督は「10与四死球。打者が優位になるし、狙ってくる」と攻める姿勢に欠けることを嘆いた。

 右肘周りの張りで離脱中の千賀がこの日の登板を回避。代わる先発はプロ初登板のドラフト2位・高橋礼(専大)だ。「緊張した」という初回に連打と四球で無死満塁を招き、中田の犠飛などで2点先制された。2回以降は粘り90キロ台のカーブも使って4回3失点。「初回の2失点はもったいない。悔しい」と振り返った。工藤監督は「(2回以降は)落ち着いて投げられていた。チャンスを考えたい」と一定の評価を与えた。

 他の中継ぎ陣も絶好のアピール機会を生かせない。5回から登板した飯田は制球が定まらず1死一、二塁として降板。3番手の田中は中田、西川に3ランを浴び「次、頑張ります」と唇をかんだ。ただ、ツキもなかった。6回は1死二塁から中島に一塁内野安打を許したが、リクエストすれば判定が覆った可能性もある微妙なタイミング。指揮官は「コーチで(一塁ベース付近が)見えなかった。出るのを躊躇(ちゅうちょ)した」と説明。その直後に西川の3ランが出ただけに後味が悪い。4・5差に開いた首位・西武と24日からの直接対決では引き締めて臨みたい。

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2018年4月23日のニュース