清宮 2軍戦3号はこだわりの初直球打ち「真っすぐを絶対打ち返そうと…」

[ 2018年4月23日 05:30 ]

イースタン・リーグ   日本ハム2―3ロッテ ( 2018年4月22日    鎌ケ谷 )

<日・ロ>8回1死、清宮はプロ3号となる右越えソロを放つ
Photo By スポニチ

 リベンジ弾だ。日本ハムのドラフト1位・清宮がイースタン・リーグのロッテ戦(鎌ケ谷)で、8回に阿部から2試合ぶりの3号ソロを放った。

 「プロ1号」など2本塁打6打点と爆発した20日の同カード。だが9回に登板した阿部には無死満塁から11球オール直球攻めされた末、投ゴロ併殺打に抑えられただけに燃えていた。初球の149キロ直球を叩くと打球は右翼席へ。「真っすぐを絶対打ち返そうと…。今まで変化球しか打てなかったから速い球を初球から打てたのは良かった」。振り遅れ気味だったプロの直球対策として、左脇を大きく開けバットを立てたトップから無駄な動きをせず振り下ろす「フライングエルボー」にも慣れてきた。

 昇格Xデーも確実に近づいてきた。札幌ドームで報告を受けた栗山監督は「火曜 日(24日)に(1軍に)いることはない」と否定しながら「チームに必要な時が来れば、ということ。 状態が上がってきた、という捉え方をしている」と含みを持たせた。日々のチーム状況と清宮本人の状態を見ながら、昇格のタイミングを図っていく。 (伊藤 幸男)

 ▼ロッテ・阿部(清宮に打たれ)ファウルさせようと思ったけど完璧に持っていかれた。素晴らしいバッター。

続きを表示

2018年4月23日のニュース