【追球】昨季と対照的…楽天 3連戦の3試合目が弱い

[ 2018年4月23日 10:30 ]

パ・リーグ   楽天0―8オリックス ( 2018年4月22日    楽天生命パーク )

<楽・オ>梨田監督(左から3人目)ら楽天首脳陣は劣勢な展開に意気消沈
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 楽天は今季2度目の零敗を喫し、開幕から7カードで勝ち越しなし(負け越し6度と1勝1敗1分け)となった。1勝1敗で迎えたカード最終戦は今回が3度目で、全敗だ。シーズンを3位で終えた昨季は、17度あり12勝5敗と大きく勝ち越しており、対照的だ。

 143試合を戦う長いシーズンの中で、チームは基本的に1カード3連戦を1単位として、勝ち越して貯金を重ねることを念頭に戦力を編成する。先発の2枚看板である則本、岸をカードごとに分けるのもそのためだが、投打がかみ合っていないのが現状だ。

 この試合では8失点した投手陣も低調だったが、さらに深刻なのは打線で、チーム打率.222はリーグ最下位。得点も同最下位の66と低迷している。梨田監督は「走者も出ない。1点でも2点でも取らないと」と嘆いた。借金8は今季最多タイ。次のロッテ3連戦からカード勝ち越しを目指し、一つずつ返済するために打線の復調は急務だ。 (黒野 有仁)

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2018年4月23日のニュース