ゲレロ氏、ドミニカ野手初の米殿堂 現役時代はケタ違いの強肩

[ 2018年1月26日 05:30 ]

現役時代のゲレロ氏
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 米国野球殿堂が24日(日本時間25日)、今年の表彰者を発表し、両打ちの強打者だったチッパー・ジョーンズ氏(45)、ウラジーミル・ゲレロ氏(42)、ジム・トーミ氏(47)や名抑え投手だったトレバー・ホフマン氏(50)が選ばれた。

 通算449本塁打を誇るゲレロ氏はドミニカ共和国出身の野手では初選出となり「野手として最初の殿堂入りが果たせて光栄」と喜んだ。

 エクスポズ(現ナショナルズ)で01年から2年連続でトリプルスリーを達成。エンゼルス移籍1年目の04年には打率・337、39本塁打、126打点。18年ぶりの地区制覇に導き、マリナーズで年間最多安打を更新したイチローらを抑え、ア・リーグMVPに輝いた。肩の強さは群を抜いており、補殺の数はイチローの123を3つ上回る。その分、失策は125とイチローの3倍以上だった。

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2018年1月26日のニュース